Ecoリフォームとは、エアコンや家電などお家で使用されるエネルギーの消費量を抑えることを目的としたリフォームのことです。
お家の中で最も熱が出入りする窓や玄関の断熱性を高める改修工事によって冷暖房の効率を良くしたり、
太陽光パネルを設置して、省エネルギーを大切にしたお家づくりを行うことで環境への配慮になるだけでなく、
電気代等の家計の節約にもつながります。
又、Ecoリフォームは五感リフォームともいいます。
最近のお家では感じる事が難しくなった、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚をすべて感じる事ができる古き良きお家を再現する事が可能です。
視覚
間仕切りを極力なくし、内部と外部の一体感を確保することでお庭の緑が常に目に入り、心が安らぎ心豊かになります。
聴覚
家族の声がほどよく聞こえて気配を感じられます。
味覚
お庭をリフォームする事で果樹や畑の庭園を造りオーガニック食材を味わう事ができます。
嗅覚
床や壁に無垢材を採用することで天然木の香りを常に満喫できます。
触覚
床や壁に無垢材を採用することで天然木の手触り、肌触り、足触りを堪能することができます。
OINTエコリフォームのメリット
住宅を長持ちさせられる
エコリフォームをすると、家の断熱性能が向上し結露の発生が抑えられるため、結果として住宅の長寿命化につながります。
結露はカビやダニのもとになり、家を傷める原因となります。
断熱性の低い家では、結露が窓や目には見えない壁の中でも発生してしまうのです。
住宅を支える大事な躯体にまで影響することもあります。
断熱性能を高め、結露から家を守るのがエコリフォームです。
エコリフォームで住宅を長持ちさせ、長く住めるようにすることで環境負荷を減らします。
光熱費の節約につながる
断熱リフォームをすると、光熱費の節約にもつながります。
そもそも断熱とは、外気温の影響を受けにくくすること。たとえば窓の断熱性能を高めれば、
窓から出入りする熱を減らせるため、空調の効きがよくなります。
またお風呂を高断熱浴槽タイプにすれば、追い炊きに使うエネルギーも減らせ、環境と家計への負荷が減らせます。
エコリフォームが環境に、そして家計にもやさしい理由です。
シックハウス症候群を対策できる
エコリフォームはシックハウス症候群の対策になります。
シックハウス症候群とは、建材や家具に使用される接着剤・塗料などの化学物質が引き起こす健康被害のこと。
ホルムアルデヒドといった化学物質だけでなく、カビやダニ、ハウスダストも原因物質です。
倦怠感やめまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患などの被害報告があります。
シックハウス症候群を防ぐには、珪藻土や漆喰などの自然素材を内装仕上げ材に使うと良いでしょう。
一般的に内装に使用されるビニールクロスに比べて調湿作用があり、カビやダニの抑制にもつながります。
さらにビニールクロスには抗カビ剤、安定剤、発泡剤などシックハウス症候群の原因となる有害物質が含まれています。
ビニールクロスを貼る際に使う接着剤にも、ホルムアルデヒドが含まれていることもあります。
自然素材にはこれらの化学物質が含まれておらず、体にやさしい家づくりができます。
エコリフォームで用いられる主な素材
天然素材といってもその種類はさまざまです。エコリフォームにはどのような素材を選べばいいのか、壁、床、窓に分けてそれぞれ見ていきましょう。
壁材
珪藻土
植物プランクトンの化石を原料とした塗り壁材です。
珪藻土には調湿効果があり、お部屋に湿気が多い時は湿気を吸収し、嫌なカビを防止してくれます。
塗り壁材だけでなく壁紙に加工されたものもあります。
エコカラット
「エコカラット」は、粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材です。
湿気を吸収し、カビ・ダニが好む高湿度を抑制します。化学物質やイヤな臭いも吸着してくれます。
まさに呼吸する壁といえます。
エコクロス
天然素材が原料の壁材です。オレフィン系樹脂を主原料としたものが多く、燃焼時に有害ガスを発生しない環境にも優しい壁材です。
ビニール壁紙のように水拭きが可能で表面強度が高く、キズもつきにくいのが特徴です。
漆喰(しっくい)
石灰に麻の繊維を加え、草本や海藻の接着剤、水などを加え練り上げてつくられる天然素材の壁材です。
城郭の壁などに使用されています。また漆喰の特性を活かしたタイルや壁紙も開発されています。
アッシュライト
アッシュライトとは火山灰を利用した天然素材で体にやさしい壁材です。
光触媒作用により、室内の菌を減菌します。
また、アレルギーやシックハウスの原因と言われるホルムアルデヒドを吸収分解する作用もあります。
チャフウォール
チャフウォールとはホタテ貝殻とモミ殻を使用した天然のリサイクル内装材料です。
ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着し低減するほか、防カビ・抗菌性・通気性に優れた性質を持つため、壁・天井材として最適です。
木質系壁紙
木材を薄くスライスしたものに紙を裏打ちした壁紙です。天然木の持つあたたかみや高級感を感じられます。
主に、「銘木シート壁紙」「コルクシート壁紙」があり、比較的高価なため、壁の一部にアクセントとして使うと経済的です。
手漉き和紙
和紙は樹木の皮などを原料としているため、ビニールクロスとは異なり調湿効果、通気性、防カビ性に優れ、
中には撥水加工を施しているものもあるので、日常生活における軽微な水性汚れなら、素早く拭き取る事により落とすことができます。
和紙独特の温かみのあるお部屋でくつろぎ空間にしてみませんか。
床材
無垢材
集成材とは違い、一本の木からつなぎ目のない一枚物としてつくられるものです。
室内が乾燥すると水分をはきだし、湿気が多いときには水分を吸い込むといった調湿効果があります。
保温性もあり、寒い時期でもひやっとしないのが特徴。使うほどに味が出てくる素材で、経年美化を楽しめます。
畳
高温多湿の夏、低温乾燥の冬の日本の気候風土によく合います。
原料となるい草は調湿効果があり、香りや肌触りが、実に心地良く安らぎを与えてくれ、
時と共に変化していくい草の表情を楽しむこともできます。
人工素材では決して得られない、独特の風合いこそが自然素材の魅力ではないでしょうか。
コルク
微細な細胞から成っていて細かく分割された空気層が、熱や湿気を通しにくくし、弾力性があり、
音や衝撃を和らげるといった優れた機能を持っています。燃えにくく、有毒ガスを発生させません。
窓
ペアガラス(複層ガラス)
複層ガラスとは、複数枚のガラスと空気層からなる窓です。
複数のガラスをくっつけてつくるのではなく、あいだに空気層があることで断熱性能が高まる仕組みになっています。
ペアガラスは、2枚のガラスと空気層からなる窓です。
トリプルガラス(複層ガラス)
3枚のガラスと空気層からなる複層ガラスをトリプルガラスといいます。
ペアガラスより断熱性能が高くなっているのが特徴です。
Low-Eガラス
表面に熱の伝わりを抑える特殊なLow-E膜という金属膜をコーティングし、断熱性や遮熱性を高めた窓です。
Low-E複層ガラス
複層ガラスで、内側に熱の伝わりを抑える特殊なLow-E膜という金属膜をコーティングした「Low-E複層ガラス」はエコガラスとも呼ばれ、
1枚ガラスより約3.5倍の断熱性能を発揮するとの調査結果もあります。
サッシの交換や、ガラスを複層ガラスやLow-Eガラスに交換すると、断熱性能が高まります。
内窓
今ある窓の内側に「内窓」と呼ばれる窓をもう1つつける「二重窓」という方法もあります。
窓自体を交換する場合より、工事が短時間で済み、費用も抑えられることから取り入れやすいエコリフォームです。
デザイン性にもすぐれたものが多いので、ぜひご検討ください。
ONSTRUCTIONエコリフォームの対象工事
太陽光パネル設置工事
電気代高騰の中、太陽光パネル設置を検討している方が急増しております。
現在は単結晶の太陽光パネルが主流で、10年前の多結晶の太陽光パネルと比較しても1枚当たりの発電量が格段にアップしております。
片流れの屋根でなくても、南に面している屋根が少しでもあればご検討の価値があります。
窓の断熱改修
現在使用している窓を複層ガラスに交換したり、内側に新たな窓を取り付けたり、
サッシごとより断熱性の高いものに変更したりと、現在のお住まいの状況に合わせた改修工事が可能です。
玄関扉改修工事
住宅の中で最も大きな開口部である窓や玄関の断熱性が向上すると、快適な室温を保ちやすく冷暖房の効率がアップします。
防音効果、防犯効果を高めたり、結露防止といったメリットもあります。
エコキュート設置工事
温水器を10年以上ご利用の方、電気代が約1/3に節約できるエコキュートに交換して「快適なeco生活」を実現しませんか?
家計の見直し
エコを意識した住まいづくりによっての性能がアップすると、ライフサイクルコストを見直すことができます。
効率的にエネルギーを使用することで、地球にも家計にもecoな暮らしを実現できます。
ビセンリフォームでは奈良県の地域に限定させて頂いております。
リフォーム工事は、建設業ですがサービス業として捉えています。
限定した地域、目の届く範囲でサービスを提供し、お客様とも生涯お付き合いできる関係を築いていきたいと考えております。
その他ご不明点等ありましたらお問い合わせだけでもご気軽にご連絡ください。