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耐震リフォーム・耐震補強工事

耐震補強工事リフォーム会社・業者・奈良県・奈良

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耐震補強工事リフォーム


大地震はいつ、どこで起きるかわかりません。日頃から水や食料などの防災グッズを準備するのはもちろん、住宅の耐震性を高めて大地震に備えておく必要があります。既存の住宅の耐震性を向上させるためには、耐震補強工事を行うのが効果的です。

耐震リフォームの重大性


大地震のニュースを耳にするたび、耐震補強工事の必要性を感じる人は多いと思います。住宅の改修を検討する前に、チェックすべきポイントについて説明します。

●大地震はいつ、どこで発生するか予想できない 2016年4月14日・16日に起きた熊本地震、2011年3月11日に起きた東日本大震災、1995年1月17日の阪神・淡路大震災と、大地震はいつ、日本列島のどこで発生するか予想がつきません。何の前触れもなく突然襲いかかり、火事や津波、火山の噴火などを引き起こしながら多くの被害をもたらす恐ろしい自然災害です。耐震リフォームは愛する我が家はもちろん、家族の命を守るために必要と言えます。

●1981年以前に建てられた建物は要注意 阪神・淡路大震災や東日本大震災では、多くの建物が倒壊しました。その原因のひとつは、建物の耐震性の低さです。日本では建築基準法などの法令によって、建築物を建てる際に最低限の耐震能力を証明する「耐震基準」が設けられています。耐震基準は大地震のたびに改正されてきましたが、特に1981年と2000年に大きな変更がありました。なかでも、1981年6月の法改正以降の耐震基準を「新耐震基準」と呼び、それ以前の「旧耐震基準」と区別しています。 新耐震基準は、「極めてまれに起こる大地震でも倒壊しない」ということが前提になっています。実際、阪神・淡路大震災では、新耐震基準で建てられた建物の倒壊は確認されていません。 一方、2000年の改正では、新築時の地盤調査がほぼ義務づけられたり、壁の配置のバランス、柱や筋交いに使用する金物の種類の明確化などが決められました。

●「耐震」「制震」「免震」の違いとは? 「耐震」と似た言葉に「制震」や「免震」があります。それぞれどこが違うのでしょうか?

・耐震 耐震とは壁や柱などの強度を上げることで、文字通り建物を振動に耐えられるように改修することです。一般住宅の地震対策に向いています。振動自体が軽減されるわけではないので、上の階ほど揺れが大きくなります。

・制震 地震のエネルギーを吸収する「ダンパー」と呼ばれる装置を建物に設置することで、建物の揺れを抑え、倒壊を防ぎます。地震の揺れが上階に行くほど激しくなる高層ビルなどに多く取り入れられています。

・免震 地面(基礎)と建物の間に免震装置を設置し、地盤と建物を切り離すことで地震の揺れを伝えないようにする工法です。地震による揺れを85~90%カットすることができます。

耐震性を決める5つのポイント


1.地盤

建物の揺れは、地盤の状態に大きく左右されます。軟弱地盤では、壁量も基準の1.5倍が必要。

2.重量

地震力は建物の重量に比例するので、耐震性能を高めるには、建物を軽くすることが望ましい。

3.壁

木造住宅では、主に地震力を壁が負担する為、必要な壁量が定められています。

4.床

水平構面である床の剛性が十分でないと、壁の耐力にも影響があります。

5.接合部分

軸組工法の建物は、土台、柱、梁などの接合部分に、一定の強度を確保することが定められています。

特にこんな建物が注意!!


1981年以前に建てられた建物

1981年6月に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。1995年の阪神淡路大震災で、1981年以降建てられた建物の被害は少なかったことが報告されています。

軟弱な地盤に建っている建物

軟弱な地盤は日本中にあります。特に都市部に多く、注意が必要です。軟弱地盤は揺れが大きくなるので、壁量も50%増しにするよう、建築基準法で定められています。

オーバーハングした建物

1階より2階部分が飛び出ている建物や、2階部分を1階の柱だけで支えるピロティー状の建物のことです。不安定な家になりがちですが、実際多く建てられています。

1階に壁が少ない建物

1階が店舗や車庫、大きな窓などの建物です。壁がないと耐震性の乏しい建物になってしまい、1階部分だけが倒壊という危険性があります。

下屋の大きい建物

建物は1階と2階の外壁線がそろっていたほうが、構造上安定します。一見、2階が小さく1階が大きい建物は安定感がありそうですが、2階の外壁の下に壁がない場合は問題があり、建物に負担がかかります。

老朽化した建物

ここでいう老朽化した建物とは、築年数が古いということではありません。土台や柱などが腐ったり、シロアリ被害にあっていたり、雨もりがしていたりと、強度に不安のある建物のことです。