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ウッドショックについて

まず、輸入価格の動向を日本銀行の企業物価指数(輸入物価指数)で確認すると、木材・木製品・林産物の輸入価格は、2021年12月には、前年同月と比べて73%上昇しています。合板と丸太は、相対的に上昇幅は小さかったものの、それぞれ同67%、同27%の上昇でした。しかも、2022年以降も上昇を継続しています。他方、集成材と製材は、2021年12月にそれぞれ同135%、同132%の大幅上昇となっていたものの、2022年以降はピークアウトし、やや下落基調にあります。このように、「集成材や製材」と「合板や丸太」とでは、輸入価格の動向が二極化していますが、「集成材や製材」の高水準での推移と、「合板や丸太」の上昇継続の影響が懸念されます。

木材・木製品の国内価格(企業間の取引価格)については、前年同月と比べると、2021年12月は61%、2022年3月は59%上昇しており、上昇幅は緩やかながらも、未だ上昇が継続しています。

合板は、輸入価格を前年同月と比べると、2021年12月は67%、2022年3月は53%上昇しているのに対し、国内価格はそれぞれ31%、51%上昇しています。このことから、先行していた輸入価格上昇が、足下では国内価格へも反映されてきたことが伺えます。合板の輸入価格は上昇基調を継続しており、今後も国内価格への影響が懸念されます。

製材は、輸入価格を前年同月と比べると、2021年12月は132%、2022年3月は98%上昇しているのに対し、国内価格はそれぞれ65%、55%上昇しています。足下の輸入価格は低下基調にあり、国内価格は概ね横ばい推移しています。このことから、製材は、輸入価格上昇の影響が国内価格に一定程度反映されたことが伺えます。輸入材と国産材や、製材と他素材とでの代替の動きなども進展したと考えられます。今後は、住宅設備等の建材価格の上昇も生じており、住宅需要の動向などが注目されます。

他方で、集成材は、輸入価格を前年同月で比べると、2021年12月は147%、2022年3月は120%上昇しているのに対し、国内価格はそれぞれ164%、142%上昇しています。このことから、国内材での代替が困難などの事情もあって、国内価格がより大幅に上昇していたことが伺えます。集成材の輸入価格は、高水準で横ばい推移しており、今後も輸入価格と概ね同様の動きをしていくと見込まれます。
経済産業省HPから抜粋

ようは急激な円安で木材が高騰し続けるという事です^^;
輸入木材は今や住宅のほぼ全ての下地材や枠組みに使われており裏を返せば
国産木材は空輸代などを差し引いたとしてもそれだけ元々高いという事です。
私も二年ほど前に奈良県吉野のくるみ材で床張り替えのお仕事をご依頼頂き
材料費にびっくりしたのを覚えております。

今回の円安相場を考えればあまり変わらない価格になってきているのでは?と思いますね

イコール全てのリフォーム工事価格が1.5倍程高騰すると思います。
浴室、キッチン、トイレもちろん洋室和室全ての下地は木材で組んでいくので
ここ二年程新型コロナウイルスの影響で半導体不足になりメーカーものは全て値上げされ木材もとなると
建築関係は正直かなり厳しい年になると思います。
ですがマイナスな事を考えても仕方ないので
当社ではいかにお客様に納得していただける説明や提案が出来るか
ご依頼頂くからには極力お客様負担にならないようどこでコストカット出来るかを
日々職人交え意見交換するようにしております。

ここで一点思うところが。。。
木材は急激な円高が起こり空輸もスムーズにいくようになれば少し値段は落ち着いてくるのかもしれません。
が、水廻りや設備関係、電気関係は値下がりはありえないと思っております。
安くで入るシリーズがことごとく各メーカー製造中止になっていますし
値上がった商品が値下がる事はありえないからです。
たまにおお客様にウッドショックと値上がりで今リフォームするのは損かな?
とご相談されるのですが、正直施工側とすれば
早く決めて頂かないと来月には発注さえできなくなってしまう商品もあります。
水廻り関係は大手ですら待ちの状態が続いてる所もあるようです。
当社も発注してみてから納品日が分かり次第ご連絡というかたちを取らせて頂き
木材などの大工工事はお見積り期限二ヶ月とさせて頂いております。

在庫を抱えてる工務店さんなどもあるので一概には言えませんがリフォームに関しては
安くなる時期や期間などはないと認識しておいたほうが良さそうです。