トイレの選び方
最近のトイレは清潔さや使い勝手などが向上し、とても魅力的に見えます。
リフォームでは既設のトイレを撤去して設置しますので、まずは現在のトイレの仕様を把握することが大切です。
トイレをリフォームする際に知っておきたい、トイレ選びのポイントをご紹介します。
排水方式をチェック
トイレの排水には大きく分けて床排水方式と壁排水方式の2種類があります。
戸建住宅では便器の真下に配水管が接続されているため、排水管を見ることができない床排水方式が多いです。
一方マンションの場合は、便器の後ろ側で配水管が接続されている壁排水方式が多いです。まれにマンションでも床排水の場合がありますので、お家の配水管が床と壁、どちらから接続されているか確認しましょう。
排水芯の位置も確認(マンション用と戸建て用の違い)
各メーカーによって排水芯の位置が違いますので、忘れずにしっかり確認しましょう。
床排水と壁排水では測り方が異なりますので、注意が必要です。
戸建住宅トイレ用の配管
マンショントイレ用の配管
トイレのタイプを選ぶ
トイレのタンクにはタンクを外したタンクレスのトイレと、従来型のタンクがついたタンク式トイレ(※画像の右のトイレ)があります。
タンクレスのメリット・デメリットを理解して、ご希望に応じたトイレを選ぶことが重要です。
タンクレスのメリット
タンクレスのデメリット
便座の機能を選ぶ
トイレの形状を選んだなら、ご家庭のトイレに必要な機能を考えてタイプを選びましょう。
特にタンクレストイレにはさまざまな機能が付いているので、同じ機種でもタイプによって機能と価格が異なります。
電源のチェック
古いトイレには、室内に電源コンセントのないものが少なくありません。
最新のトイレの設置にはコンセントが必要です。
コンセントがない場合、取り付けの際に電気工事が別途必要となります。あらかじめ電源の有無をご確認ください。