システムバスを激安・格安の値段でリフォームなんてできるの?
特に在来工法の浴室からのリフォームでは、工事の質にも留意する必要があります。ユニットバスの選び方によっては、費用を抑えることも可能です。
「システムバスを激安でリフォームしたい!」果たしてそんなことが可能なのでしょうか。システムバスリフォームに必要な各費用を相対的に節約すれば、激安リフォームも夢ではありません。リフォーム費用を激安にするためには、次のような流れで交渉するのがベターでしょう。
1:複数のリフォーム会社からシステムバスのリフォームの見積書をもらう
2:交換工事費および既存のお風呂の解体費用が最も低いリフォーム会社に直接問い合わせをする。
3:交換する新しいシステムバスを在庫処分品などの安い具材に変えて再度見積りを出してもらう。
4:最後に出てきた見積りに対して、もうひと押し価格交渉をする。
これらがすべてうまくいけば、システムバスを激安でリフォームすることも可能なのです。
リフォームでシステムバス交換費用の目安は?
システムバスのリフォームをできる限り安くするためには、リフォームの項目ごとに最低単価となるよう交渉しなければなりません。そこでまず注目したいポイントがシステムバスの交換工事費です。交換工事費の金額は、リフォーム会社によっても差が出るため、複数のリフォーム会社から見積りをとって比較することが大切です。ちなみに、ビセンリフォームの下記サイトを参考にすると、ユニットバスの交換工事費用の相場は「20~80万円」程度となります。この相場を一つの目安にして、各社の見積りを取捨選択すると良いでしょう。
ユニットバス格安工事費込みに含まれている工事内容を確認
ユニットバスの交換工事を格安で請け負うリフォーム会社は何社もありますが、注意しなければならないのは、どの工事費までがその表示価格に含まれているかという点です。ユニットバスの交換工事にはさまざまな工事が付随して発生するため、あらかじめ確認しておかないと、後になって「この料金は含まれていません」と言われるケースもあります。では、具体的にどのような工事が必要なのでしょうか。
○ユニットバス交換に必要な主な工事内容について
1:解体工事費用
2:給排水工事費用
3:廃材運搬処理
4:組み立て費用
5:諸経費
これらの項目のうちどれが「格安工事費込み」に含まれているのかを事前にしっかりと確認しましょう。
ユニットバス激安工事費込みの裏話
ユニットバスを激安で交換工事してくれるリフォーム会社というのも存在します。ただ、激安というからには、場合によっては一定のリスクが生じることも考えられます。
例えば、安価で入手しやすい、メーカーで在庫の多いユニットバスタイプを処分価格で取りつけるような場合などもあるでしょう。また、経験の浅い職人が施工をすると、後から水漏れなどの原因となるようなリスクも懸念されます。
ユニットバスの交換工事を依頼する会社を検討する際には、工事費用だけに注目せず、リフォーム会社の善し悪しをしっかりと確認しましょう。
浴室の格安リフォーム事例をチェック
バスルームを格安でリフォームした事例については、ビセンリフォームの下記サイトにまめ知識と一緒に詳しく掲載されていますので、是非参考にしてみましょう。
より安くお風呂のリフォームを行うためには(https://www.homepro.jp/kakuyasu/kakuyasu-bath/6928-ac/)
また、さらに極限まで浴室のリフォーム費用を抑える方法としては、ユニットバス本体、あるいは、浴槽や浴室パネルなど必要なパーツネット通販などを利用して安く入手し、施工のみを請け負う職人を探して、日当を支払って施工だけを依頼するという裏技もあります。
ただし、工事内容に不具合があった場合に責任の所在が不明確なため、保証を受けられないことを念頭においておきましょう。特に集合住宅では、階下への水漏れの際、賠償のリスクもありますので注意が必要です。
マンション浴室リフォームを格安にするためのテクニック
マンションの浴室は、ほとんどがユニットバスタイプです。マンションの浴室のリフォームでは、在来工法のお風呂のように割高な撤去費用が発生する可能性は低いです。マンションの浴室リフォームを格安に抑えるポイントは、「本体や部材のグレードを下げる」ことです。
ユニットバスは最新のものではなく普及品を選び、予算に合わなければ、本体や部材のグレードを下げます。リフォーム会社によって、格安で仕入れることのできるユニットバスメーカーは異なりますので、尋ねてみるのもよいでしょう。
ユニットバス工事費用相場はインターネットでわかる?
ユニットバスの交換工事に掛かる費用の相場は、その現場によって数万単位で変わってくることがあるため、一概にいくらとは言えません。工事費用には、既存の浴室の状況が大きく左右します。
新しく入れ替えようとするユニットバスのサイズが、既存のユニットバスと同じサイズであれば、工事費用を抑えることができます。在来工法の浴室からの変更では、壁の造作や床下の補強工事などの大工工事が発生するケースが多く、費用が上乗せされます。
在来工法の浴室からユニットバスへのリフォームでは、インターネットなどで相場を調べても、リフォーム会社が現場を下見に来た際の見積りとは、大きな差が生じることもあります。
在来工法の浴室とシステムバス解体費用の違い
在来工法の浴室からリフォームするケースについて、詳しくみていきましょう。
既存のお風呂が在来工法のタイル張りの場合は、既存のタイルをすべて除去したうえで、床下や壁に水漏れが起きていると、柱や土台の補強や防腐防蟻処理を行い、土間根クリートの打設をします。既存の壁や建具との取り合いの問題から、室内の大工工事が必要なケースもあります。
在来工法の浴室からのリフォームは、システムバスからのリフォームと比較して工数が掛かり、費用も工期も要するものです。安さをウリにするリフォーム会社の場合、補修工事等が適切に行われないケースもありますので、品質にも留意して依頼先を選びましょう。
浴室をリフォームしたいけどお金が無い!なにか方法は?
浴室のリフォームは、さまざまなリフォーム工事の中でも比較的高額になりやすいリフォームの部類に入りますが、まとまったお金が無ければできないわけではありません。もしもお金が無いのにリフォームが必要な状態になったら、どうすれば良いのでしょうか。これには2つの解決策があります。
○金融機関から融資を受ける
金融機関の多目的ローンやリフォームローンなどを利用して借入をすれば、たとえ手持ちの資金が無くても浴室をリフォームすることができます。万が一浴室に不具合が生じている場合は、施工が遅れると水漏れなどの原因となる恐れがありますので、お金が無い場合でも後回しにしないよう注意しましょう。
○エコバスリフォームを利用する
これは、浴室リフォームの費用を大幅に削減するリフォーム方法で、既存の浴槽やタイルなどを解体せず、補修や塗装を行うことで新品そっくりの状態に生まれ変わらせる手法です。リフォーム費用が大幅に削減できますので、是非リフォーム会社に相談してみましょう。