浴室を広く、大きくするには?
広さを感じるだけで、ゆとりや快適感を味わうことのできるお風呂は、お住まいの大切なスペースになります。
浴室全体を広くするときも、浴槽のみを大きくしたいときにも、リフォームでゆとりや快適感を補うことが可能です。
お子様の成長やご家族の介護など、ライフスタイルの変更にはリフォームが最適です。
そして、毎日使用するお風呂には、「広さ」を考えたリフォームが欠かせません。
ここでは、小さい浴室と浴槽を広くするプランをまとめました。
狭くて小さいお風呂を広くて大きくするリフォームにかかる費用は?
0.75坪の浴室を約1坪にする
増築できないスペースには、大きな出窓などを設置することができます。
窓が大きくなることで採光率が増え、明るくなり快適感を味わうことができます。
また、出窓の下枠部分をカウンターとして利用することも可能です。
開口部を広くしたり、脱衣室等のスペースを浴室に変える
お風呂の周囲のスペースを調整し、壁の位置や開口部をずらすことができます。
浴槽は既存のものを使用しても、壁の面積が増えることで埋め込み式の棚を設置したり浴室アイテムを置いたりすることができるかもしれません。
お風呂の壁の位置を変えて浴室や浴槽を大きくする
お子様の成長やご家族の介護など、家族の状況に合わせた浴室の拡張は大切です。
壁の位置を変えて広いサイズのユニットバスを採用することもできますし、浴槽や浴室自体を広くすることも可能です。
浴室を広げる場合の費用や浴槽を大きくするときの費用の相場
お風呂のリフォームには、種類が豊富なため価格帯もさまざまです。
在来工法かユニットバスか、オリジナルのデザインか規格品を採用できるかでも変わりますが、以下に、3つのリフォーム例をご紹介します。
出窓を作り、浴室のスペースを広げる
・既存の開口(1200㎜×1000㎜の引違窓)に取り付ける場合:約10万~15万円
・周辺木工事:約5万円
<合計>約15万~20万円
・開口を広げて窓サイズを変更(1800㎜×1200㎜両袖片引き窓)する場合:約15万~20万円
・周辺木工事:約5万円
<合計>約20万~25万円※開口部には手すりが付きます。
壁の位置をずらし浴室のスペースを広げる
・約0.5坪以内の開口部周辺の壁の位置を広げる木工事:約15万~20万円
<合計>約15万~20万円
壁位置を変更し浴室や浴槽を拡張する
・約1坪から1.5坪に拡張するための壁などの木工事:約30万~50万円
・給排水配管工事(移動が必要な場合):約5万円
・浴槽や給湯器の交換(在来工法製品を採用):約40万~70万円
・浴槽設置場所の下地補修+工事費:約40万円
・シャワーヘッド、水栓の交換:約3万円
<合計>約118万~168万円
狭くて小さいお風呂を広くて大きくするリフォームにかかる費用は?
リフォームする製品の確認とリフォーム業者の比較は重要
浴槽や浴室の製品にはさまざまなタイプがあるため、ショールームなどでの確認がおすすめです。
各メーカーのスタンダードな製品でも、素材の仕上がり感や見た目の光沢等も異なるため、実際に見て確認することがお勧めです。
工事費用もリフォーム業者によって設定価格が異なりますし、既存撤去費なども変動があるため、事前に打ち合わせすることが大切です。