お風呂や浴室の床の素材の種類
樹脂床材
耐熱と耐水性に優れており、掃除がしやすいなど様々なメリットがあります。また、滑り止め加工や撥水加工が施されているものもあるので、転倒防止を目的としたリフォームの際におすすめです。汚れやすいですが、色のバリエーションも豊富ですので、よりオシャレなお風呂を作ることができます。
木製床材
自然の木の温もりを感じながら快適なバスタイムを過ごすことができます。ただし、木が腐ったりぬめりが出てくる、コストがかかる、といったデメリットがあります。防水加工や防カビ加工などが施されたものもあるので、長く使いたい場合はそちらを使用することをおすすめします。ただし、浸水したりカビが生えにくいということですので、必ずしも浸水やカビが生えることを防げる訳ではありません。
タイル床材
色とサイズのバリエーションが豊富というメリットがあります。滑りやすく水分が蒸発しにくいというデメリットがありますが、最近では、滑りにくい加工がされているものもあるので、高齢者がいる家庭ではそちらを選んだ方がよいでしょう。
素材によってリフォームの費用の相場が異なる
樹脂床材は約5万円~、木製床材は15万円~、タイル床材は10万円~など、素材によって価格が大きく異なります。いずれも工賃を含んだ価格ですので、リフォーム会社によってはトータル費用を安く済ませることもできます。
サイズによっても費用の相場が異なります。床材によって1枚当たりの大きさが異なるため、予め確認しておくことがポイントになります。
後で後悔しないように選ぼう
浴室やユニットバスなどの床に適応できる床にはいくつかの種類がありますが、天井や壁との相性を考えて決めることがポイントになります。浴室やユニットバスとの雰囲気に合わない床を選んでしまうと、リフォームにかけたお金が無駄になる恐れがあります。
また、洗面所と浴室が繋がっている場合、洗面所の内装とも相性をみなければなりません。洗面所の床と一緒にリフォームすれば、値引いてもらえる可能性もあります。