気づくと部屋がちらかっていて・・・
片付けるにもコツがあります。
■1.ものの出し入れが簡単にできること。
いくら収納スペースがあっても、片付けるのに手間がかかるようであれば、おっくうになり、後回しにしてしまいがちです。「きれいに片付ける」ことよりも、まずは「簡単に片付けられる」ことを意識してみませんか。また、使う頻度にあわせて、収納の仕方を変えてみましょう。■2.ものはそれを使う場所に置くこと。
移動距離が長いほど、ものは散らかりやすくなります。意外に、使う場所から離れた場所に収納していることがあります。お風呂で使うものが、寝室にあったりしませんか。洗面台で使うものがキッチンにあったりしませんか。日ごろの自分の動きを見直して、無駄な動きをしていた場合は要チェックです。
ものが捨てられなくて困っています
今のライフスタイルでは、買い物をすることが圧倒的に多いので、かなり意識してものを捨てないと、どんな家に住んでいても、収納スペースが足りなくなるのは、当たり前。いつか使うだろうと思って、何年もしまいこんでいるものはありませんか。収納にとられているスペースを家賃におきかえて計算してみましょう。もし使わずに何年もおいているだけだったら…、考えるだけでゾッとしますね。本当にそれだけのお金をかけてとっておく価値があるものかを見直すといいでしょう。
部屋が狭く、収納スペースがありません
収納スペースがないからこそ、いろいろなアイデアをうみだせます。壁の厚さを利用して、棚にしてみたり、階段下の空間を利用したり、最近は収納に関する本や雑誌がたくさんでているので、参考に見てみると、いいアイデアが思いつくかもしれません。
最近よく聞くウォークインクローゼットって何?
ウォークインクローゼットとは、歩いて入れる洋服ダンスという意味です。寝室の隣のスペースに3~4畳という広さを使って造られることが多く、更衣の場としても利用します。壁面タイプの収納と違い、衣類のほかにバッグや靴、帽子はもちろんのこと、古いタンス、スーツケースや寝具類などの大きくかさばるものを集中収納できるので、結果的には省スペースとなります。
クローゼットの事で詳しく知りたい方は『クローゼットの種類』をご参照下さい。
屋根裏をリフォームで収納スペースにしたいのですが、気をつけることは?
屋根裏を床面積に算入しない場合にはいくつかの法的制限があります。天井の高さは140cm以下、広さも建築面積の8分の1までしか造れません。
また、屋根裏は外部の影響を強く受けるところです。夏場はかなりの高温になるので、大切なものの収納には不向きです。屋根裏には断熱材を充分にいれて、温度センサーつきの換気扇を設置するなどして、換気に気をつける必要があります。
収納リフォームの事で詳しく知りたい方は『収納リフォーム』をご参照下さい。