鋳物ホーロー製浴槽のシステムバスへリフォーム
既存バスから鋳物ホーロー製浴槽のシステムバスへリフォームしましょう。鋳物ホーロー製浴槽のシステムバスにする
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参考費用
約110万円~150万円
ホーローと言えば保温性の高いホーロー鍋を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。浴槽についても、ホーローの保温性はほかの浴槽よりも優れています。身体も早く温まり、追い炊きも少なくて済みます。 ガラス質でコーティングしてあり、樹脂の光沢とは違った上質な輝きも魅力。このコーティングのおかげで汚れ落ちもよく、においも付きにくいので、掃除しやすさはもちろん、カビが生えにくいというメリットも。入浴後、浴槽を軽く洗い流し水気を拭いておくだけで、十分清潔に保てます。ただし、ガラスコーティングが傷つきはがれてしまうと、金属の部分がむき出しになってしまい、劣化が早まってしまうので注意が必要です。修復はできますが費用もかかり、魅力の光沢や質感は失われてしまいます。とはいえ、耐久性が高く衝撃にも強い素材のため、長期間の年数を経た劣化以外でコーティングが破損することは滅多にありません。 戸建でもとがFRPなど他素材の浴室だと、重量のある鋳物ホーローに土台が耐えられないことも。その場合は補強やつくり直しを行うため、工期の長期化やその分の経費も想定しておきましょう。
メリット
耐久性がある
ガラス質に覆われているため、輝きが長く続く
保温性が高い
カラーバリエーションが多い
デメリット
大量生産できず価格が高め
耐久性があるものの、経年劣化が始まると問題が発生しやすい
メンテナンスに手間とコストがかかる
重量があるため、2階以上で設置する場合は土台の補強が必要
リフォーム前の土台の状況によっては、補強、つくり直しの必要も