マンションの間取りの変更はどんなのが人気?
マンションの間取りって自由に変えられるの?
新築マンションの購入では、間取りは限られたプランからの選択となるケースが一般的です。マンションのリフォームを行うと、専有部分は比較的自由に間取りを変更することができます。
マンションでは3LDKの間取りが多く、中でもバルコニー側にリビングが縦に配置された「縦長リビング」と、バルコニー全面にリビングが横に配置された「横長リビング」はよくみられる間取りです。「横長リビング」は開放感がありますが、一方で3LDKでは一室が窓のない部屋となってしまうのが難点です。 「縦長リビング」では、従来はリビングの横の居室を和室とするプランが一般的でしたが、最近は洋室で壁一面を引き戸とするプランが増えており人気があります。小さなお子さんのいる家庭では、キッチンやリビングから目が行き届くので、プレイルームとして使いやすいのがメリットです。あるいは、書斎やパソコンコーナーとしてリビングと仕切ったり、一体化したりと、シチュエーションによって使い分けるケースがみられます。
マンションの間取り変更リフォーム・リノベーションはどこまでできる?
マンションでは共有部分である戸境壁、梁、柱は構造部ですので壊すことはできませんが、専有部分にあたる間仕切り壁は、自由に取り払って間取りを変更するができます。たとえば、3LDKの間取りを1LDKとして、広くてゆったりとしたリビングを設けることも可能です。ただし、一部の壁式構造の低層マンションでは間仕切り壁にも構造壁があるケースもみられ、専有部分内でも壊すことのできない壁があることもあります。 また、水回りの位置を変えることが可能かどうかは構造によります。直床のマンションでは、配管スペースが現状の水回りの位置にしかとられてないため、床の高さを上げなければ水回りを移動することができません。二重床としているマンションでは、配管スペースがとれますので、水回りの位置も移動しやすいです。